KaorixWines.com

Blue Fizz、イケてるのか?それとも…?


                                      credit : Eden

ブルースパークリングワインが今年はイギリス市場では流行りなようです。今年の5月にプロセッコベースのブルースパークリング、その後8月にSkyfall Grand Reserve が発売されました。最近ではプロヴァンスのシャルドネをベースにしたブルースパークリングワインが紹介されたばかり。去年からイギリス市場ではプロセッコの消費が上っていて、あたかもスパークリングワインフィーバーが起こっているかのようです。

ブルースパークリングワインはどう造られているんでしょう?どの製法を適用しているのか非常に気になるところ。最初の一つ目、Bluemondはプロセッコベースのワインですから、タンク製法が使われており、ブルーキュラソーと桃(恐らく桃の風味付け?)が混ぜられています。言うまでもなく、ワイン業界の専門家の間ではワインとして扱えるものかとかなり物議を醸しています。

一方、Skyfall Grand Reserveは”スパークリングワイン”のカテゴリーとしての割当のよう。カヴァと同じように伝統製法にてマカベオ、パレリャーダ、チャレロ、シャルドネから造られており、青色には自然な花と果物エキスを混ぜ合わせたものが発酵後に加えられています。この製品を造るのに、カヴァを造るのと同じ技術、〜人の手による動瓶や市場に出すまでに3年寝かせる〜が適用されています。製法においてカヴァとの違いと言えば色を加えるかどうかだけで、その他のことは同じです。

価格においてはBluemondが£20、 Skyfallは£40で Edenが£45。SkyfallとEdenはほぼベーシックなシャンパンの価格と同じで、正直には各々のベーシックな商品よりも少し高めです。市場においての位置づけは、通常のスパークリングワインカテゴリーとは同じではなさそうです。青い鳥や結婚式における何か青いもののように、青色は幸せや縁起の良いイメージが有るゆえ、幾つかの国ではブルースパークリングワインは結婚式で選ばれる商品としての可能性は高いものでしょう。加えて、青い色の食べられる自然な食品というものは非常に珍しいこともあり、ブルースパークリングワインは目を引く商品になるでしょう。これは特に何か新しもの、クールなものを探している若い世代の人にとって、かなり強いブランドアピールになります。イギリス市場において、若い世代の愛飲家たちがこのブルーワインに反応するのか非常に興味深いものですね。