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オーガニックワインのテイスティング・パーティー

Marco Polo Tastingテイスティングパーティーはやっぱり楽しいですね。いつもはお客様として参加するテイスティングイベントですが、今回はスタッフの一員としてお手伝いをしました。しかも”Wine and Date Night”.ワインテイスティングと共に出会いもあるといいね!といったカジュアルな会。

用意したワインは全て(認証有無含めて)オーガニック若しくはバイオダイナミックで造られたもの。オーガニックとバイオダイナミックは若干似ているものの同じではなく、両方に言えることは農薬を使わない栽培した良質なブドウからワインを造ることで、通常造られるワインに比べて何が違うかといえば、使用されている二酸化硫黄または亜硫酸の量が少ないこと。オーガニックは何処までがオーガニックなのか、つまり栽培だけなのか醸造も関わってくるのかとかちょっとややこしいですが、バイオダイナミックは栽培から瓶詰めまできちんとしたお手本がありそれに沿って造っていく。この二つは話が非常に長くなるので、いつかゆっくりします。

さて味わいに違いは出るのか?勿論!ブドウの持つ力がきっちり反映されるので、より個性の強い仕上がりになります。ミネラルをより感じたり、ワインになった時にブドウ品種の香りがしっかり出る。特にバイオダイナミックで造られたものには力強さが感じられます。バイオダイナミック農法ではボルドー液の使用などは認められていますが、化学肥料、除草剤などの農薬は禁止されています。バイオダイナミックの畑を見たら草が生い茂っていて青々としていますが、除草剤を使っている通常農法の畑では当然雑草はありません。化学肥料や農薬は第二次世界対戦後から食糧不足の解消のために本格的に使われるようになりましたが、長い目で見た場合に畑が衰えていくのですね。

良質なブドウから素晴らしいワインも美味しくないショボいワインも造ることができますが、質の悪いブドウからは素晴らしいワインはできません。最終的にできるワインはブドウの出来が約8割ほど、残りが醸造技術で決まると言われています。ブルゴーニュではルロワ、DRCやル・フレーヴ、ボルドーではポンテ・カネなど著名な造り手もバイオダイナミックを実践しています。またアルザスはフランスの中でバイオダイナミックやオーガニック実践者が多いエリアでもあり、マルク・テンペやバームス・ブッシャーもその一員。

今回のパーティーでのリストはこちら。
~Sparkling~
Barmes-Buecher : Cremant d’Alsace AOC Brut Nature 2012 (biodynamice) France
~White~
Chateau de Beru : Chablis AOC 2012 (biodynamice) France
La Rivolta : Falanghina del Sannio DOC 2013 (organic) Italy
Barmes-Buecher : Sylverner Alsace Rosenberg Vieilles Vignes 2012 (biodynamice) France
Blaise Duboux : Dezaley AOC Grand Cru Vielles Vignes 2012 (biodynamice) Switzerland
~Red~
Thomas Morey : Beaune 1er Cru Les Greves 2012 (organic-not certified) France
Domus Vitae : Brunello di Montalcino DOCG 2007 (organic) Italy
Col dei Venti : Barbaresco DOCG Tufoblu 2011 (organic) Italy
Valentina Cubi : Amarone della Valpolicella Classico Riserva DOC 2006(organic) Italy
~Sweet~
Marie-Therese Chappaz : Valais AOC Grain Noble Malvoisie 2011(biodynamice) Switzerland

スイスワインは香港市場で扱っているところが非常に少ないので、まずお目にかかれません。こちらの会社もお店を持っておらず、レストランやホテルに直接卸しているので、今回出たものほとんどがワインショップで見つけることができないのね。ちなみにこの時出た辛口スイスワインは香港の某5つ星ホテルに納入しています。

個人客にももちろん販売しますが、サイト若しくは電話で注文して倉庫から自宅にクール配送。会社にもよるけれど、決まった価格以上の購入で送料無料になるから、ある程度纏めて買う方が多いです。だって送料バカバカしいものね。送料でカジュアルワインが買えちゃうからね。と言っても初めて買う場合は失敗しないかが一番気になるところだから、このようなイベントで色々テイスティングして好きなのがあれば注文が、消費者にとっては良い条件でしょう。大体こういうイベントの時は通常価格より安く提供するのと、目玉商品があるのでその試飲ができるのも大きな魅力ですね。

テイスティングの訓練にもとても良い機会だから、ディプロマ目指している方はこういうイベントもうまく利用する。いつもは自分では買わないものが出ることもあるし、ワイン会社の人がいるから色々な情報が聞けるし良いことづくめよ。あと、ワイン好きのお友達が増えるからそれも楽しいものです。そこからまた新しい情報を教えてもらうこともあるしね。私もよくテイスティング・イベントは利用しました(笑)初めの頃は真剣にテイスティングしているだけれど、最後の方は区切りをつけて飲んでたなー。

今回も皆さんあれやこれや最初の方は真剣だったのが、そのうちに気分が良くなって他のお客様同士と歓談しながら楽しんでいました。やっぱり、楽しく飲んでいる姿を見ると嬉しいものです。ワインは楽しみを運んでくれるものですからね。オーガニックやバイオダイナミックのワインは頭が痛くなりにくいからといっても大量に飲んだら二日酔いになります。ご注意を。

Marco Polo Fine Wines
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