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ロワールワインテイスティング

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Loire Blancs

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Loire Rouges

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オーガニックワイン専門店でのロワールワインのテイスティングに参加してきました。ロワールって広大な地域で、王侯貴族の文化が花開いたところでもあるので、良い意味でワインはちょっと慎み深い感じなものが多いのですが、逆に言えば地味。ブルゴーニュやボルドーのような華々しさってものがありません。が、泡に始まり白赤ロゼ、そしてデザートと全て実は網羅しているのです。料理と合わせやすく使い勝手が良かったりもするのですね。この辺りのお話は9月に予定をしているKaoriクラスでお話しましょう。

今回のテイスティングは白2種類、赤3種類の合計5種類。白はシュナン・ブランで、赤はピノー・ドーニ。
1: Premier Rendez-vous, Chenin Blanc 2013
          Domaine Jousset, Montlouis sur Loire
2: Savennieres Arena, Chenin Blanc 2010
          Domaine Mosse, Savannieres
3: Le Verre Des Poetes, Pineau D’Aunis 2012
          Emile Herredia, Vin de France
4: ‘Lucky’ Pineau d’Aunis 2013
          Domaine Le Briseau, Coteaux De Loire
5: Les Longues Vignes, Pineau D’Aunis 2012
          Domaine Le Briseau, Vin de France

白は同じ辛口でもとても対照的。一つは爽やかに仕上げてあり、ミネラルやリンゴの香りにこれまたシュナン・ブランの酸味がよく冴えたタイプ。もう一つはギリギリまで収穫をせず、ブドウに一部貴腐菌が付いたであろうと思わせるボリューム感があるタイプ。まぁ、シュナン・ブラン様。侮れないですわね。

香港だと大手のワインショップでシュナン・ブランを見つけるのは実は難しい。ロワール白=ソーヴィニヨン・ブラン位ソーヴィニヨン・ブランに押され気味だし。確かに新世界でシュナン・ブランの位置付けはあまり高くないし、ましてやオセアニアから近い香港は沢山のオセアニア産ソーヴィニヨン・ブランを見つけることができるのです。そのためか、ソーヴィニヨン・ブランの香港での社会的位置付けは中々良いのではと思います。実際オセアニア産のソーヴィニヨン・ブランをほとんどのバーやレストランで見かけることができるのだから。

さて次の赤3つに移ろう。これはまたニッチな品種、ピノー・ドーニ。この品種は正直更にマイナーなので、スーパー・マーケット並びに大手のワインショップで見たことがありません。ソムリエやワインエキスパートの勉強をした方なら聞いたことのある品種でしょうね。ブドウの特徴としては胡椒、野性的な香りが特徴で、ワイン単体よりも食事と一緒の方が良い仕事をしてくれます。炭酸ガス浸漬法を用いたものは赤い実が詰まったジューシーな飲みやすいタイプ。そうでない後の二つはとても獣臭強いワイルドなものとバランス良く収まったものとそれぞれ造り手のスタイルがでていました。得に一番最後のブリゾーのロング・ヴィーニュはエレガントな仕上がり。流石はブリゾー。

今のロワールはビオの造り手が盛り返してきて、注目されるようになってきたように思います。ビオワインはぶどう品種の特徴がしっかりとワインに反映されていて正直好き嫌いが分かれるところですが、典型的特徴を捉えるにあたってはいい教材になると思っています。もちろん飲んで美味しいのが大切ですけれど。これ一番重要かな。そうじゃないと、幾ら体にいいですよーと言ったところで消費は上がらないものね。

La Cabane Wine Cellar
B/F, 97 Hollywood Road, Central
2517-0186